What’s DXについて

What is DX ?
「DX(デジタルトランスフォーメーション)ってなに?」

 最近はニュースなどでも、「DX」という言葉をよく目にするようになりました。
 ”バズワード”(意味があいまいなまま、いかにも新しいことを伝えているかのように思わせる言葉)とも言われていますが、本サイトをご覧頂いている方にとっては、その実態が何なのか気になるところでしょう。
 
 IT業界に身を置く私としても、非常に気になるワードであり、その本質は何なのだろうかと、関連書籍を読み漁り、色々なサイトの記事を読み、DXを提唱したスウェーデンのウメオ大学教授、エリック・ストルターマン氏の論文も読んでみました。

 DXの定義はさまざまです。
 
 しかし、DXはバズワードであることも否めないものの、企業にとって無視してはならない概念であり、その必要性は、自身が置かれている立場、業種、企業規模によって異なります。経営者、事業部門長、現場責任者、現場担当者、あるいはIT部門の方、製造業、サービス業、飲食業・・・、そして、大企業、中小企業で、受け止め方は変わるでしょう。
 
 ただ、ひとつ間違いなく言えることは、デジタルの波による環境変化はこれまで体験してきた環境の変化よりも早いこと。ディスラプター(破壊的イノベーター)と呼ばれる者たちが持つ発想は、業界ルールを突然壊してくる可能性を秘めていることです。

 昔、SF映画で観た自動運転、家電を声で操作する、仮想現実などは、その公開当時は紛れもなくSF(サイエンス・フィクション)、科学的な空想にもとづいた架空のできごとでした。それが、いまや現実のできごとへと変化しています。
 SFの世界だけであれば問題なかったことが現実になってきたとき、自社の事業にどのような影響を及ぼすのかを真剣に考える必要はあるでしょう。

 DXの書籍を読むとほとんどが危機感を煽ることに終始しているように見受けられます。
確かに、前述しているようにディスラプターの脅威に対抗することを考えるとするならば、そうなのかもしれません。

 しかし、むしろ昔観たSFの世界が現実になった時、自分はどのような素晴らしい体験ができるのだろうか?という発想から入り、その体験を自社のお客様へ提供する。そんなポジティブな発想で取り組んだ方が、同じDXに対する取り組みであったとしても、より自由で、かつお客様に対して役に立つことができるサービスが生まれるのではないでしょうか?

 これからDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組もうとしている、既に取り組んでいるみなさまのさまざまな「What’s DX?」の答えやヒントが見つかるサイト。
 それが「What’s DX」です。

株式会社クラボード
代表取締役 上村 公彦